ジャンプ力をアップさせたいなら、ジャンプが上手な人をまねろ!
跳べないときは跳べる人の跳び方を見よう
どくすく(@dr_squater)です。
最近、『VERTICAL FOUNDATIONS』というジャンプの教科書とでも言うべき書籍を手に入れ、読んでいます。
本を読んで、そしてジャンプの上手い人の跳び方を研究し、自分と見比べる。
これが一人でできるジャンプフォームの改善かと思います。
The third to last step is long, low and fast.
『Vertical Foundations』でどくすくの目を引いたのはこの文章でした。
The third to last step is long, low and fast.
直訳すれば、「最後から三番目のステップは長く、低くそして速く。」です。
意訳すれば「跳ぶ瞬間から数えて3番目の蹴り足は、低い姿勢で大きく力強く速く地面を蹴る。」です。
最後のステップだの最後から3番目だの言葉では難しいので冒頭のGIF画像を御覧ください。
世界的に有名なジャンパーである「Jordan Kilganon」氏です。
最後から3番目のステップというのは、右足で地面を思いっきり蹴ったところです。
その後に左足でブレーキをかけ、右足が接地、その後に水平方向のスピードをコントロールしトリプルエクステンションで上方向の力にスムーズに変換しています。
ジャンプには何種類か方法がありますが、これは「Running dobble leg jump」という跳び方で、どくすくと全く同じです。
さらに、右左右と跳ぶところも一緒です。(人によっては「Running single leg jump」が得意な人がいたり、最後のステップが左右左になる人もいます。)
低い姿勢かどうかはなんとも言えませんが、Jordan氏は最後から3番目の右足の蹴りが非常に強いことがわかります。
一方、どくすくの場合
では、どくすくのジャンプを御覧ください。
本来であれば最後から3番目のステップは力強く蹴る必要がありますが、Jordan氏と比べても明らかに弱いです。
膝関節も股関節も屈曲したままであり、これでは最後の水平方向のエネルギーが足りません。
実際意識して、力強く蹴ることもできるでしょうがおそらくジャンプ力は伸びないと思います。
そもそもどくすくがなんでこんな跳び方かというと、最後にスピードを上げすぎると上方向に力を変換するときにブレーキがかからないからです。
最後から2番目のステップでブレーキをかけるわけですが(どくすくの場合は左足)、このブレーキがうまくいきません。
単純な筋力不足と思います。
この最後のブレーキが活かせそうなトレーニングはフォワードランジです。
しかし、どくすくはこのトレーニングを長年さぼりにさぼってきました。
また、最後から3番目の力強い蹴りに関しても、関与する筋肉はハムストリングスがメインです。
これもどくすくは弱いことがわかっています。参照:ハムストリングスの強化でジャンプ力はアップするのか?〜検証と考察〜
書籍(Vertical Foundations)と最強ジャンパー(Jordan Kilganon)と最新の道具(iPhoneとYOUTUBE)によってどくすくの弱点が浮き彫りになってきました。
長所を伸ばすのではなく、短所を伸ばせ
受験勉強でもそうですが、短所を改善する方が簡単です。
どくすくの場合、スクワットを伸ばすより、ルーマニアンデッドリフトやランジをやった方がジャンプ力が伸びそうです。
明らかな弱点である「ハムストリングス」の強化と、跳び方の問題点「最後から3番目の蹴りが弱い」を改善することでどれほどジャンプ力が伸びるのか楽しみです。
優秀なS&Cのコーチに見てもらうのが一番はやいですが、不可能なので自分でなんとかするしか無いです。
ジャンプ力を上げたい人は、文明の利器や知恵を使ってジャンプ力を向上させましょう!
そのヒントはインターネットを探せばいくらでも出てくるはずです!
時代に感謝しましょう!
まとめ
- 最後から3番目の蹴り足は力強く
- 長所ではなく、短所を伸ばせ
感想
インターネットがない時代は正直こんなことはできなかったでしょう。
無限にある情報の中から取捨選択し、自分に取り入れるのが今の時代に求められる能力なのかもしれません。
最後に一言
自分の動画見たら、全然地面蹴ってなくて笑ってしまった。
参考にしたサイト
50 INCH VERTICAL!?! Jordan Kilganon INSANE First Day At DUNK CAMP! Raw Footage